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黒緋kuroake

ガッシュ その他 サイズ : 910×40×15

「黒緋」の冠を被る廷臣。小野妹子は「世界の洗礼」を受けた最初の日本人である。この作品は小野妹子の当時の冠色黒緋と飛鳥時代の世界感をイメージして描いた作品です。 607年推古天皇の国書を隋に届けるべく小野妹子は海を渡った。隋王の手に渡った国書の面題はこう書かれていた「日出る処の天子、日没する処の天子にあてて書簡を出す。」これを見て隋王は不快な表情を見せた。この題が如何に非礼な意味を含むものかを他の国家を知らない当時の日本人にとって知る由もない。隋王は推古天皇に対しそれ相応の返答を書簡に記し直ちに帰るよう妹子に命じた。これが第一回遣隋使の失敗である。 翌年、遣隋使は再度編成され妹子他受教者十数名は推古天皇の書簡を再度隋に届け今度は目的をやり遂げた。609年日本に戻った妹子は推古天皇より臣下最上位の大徳に任じられたという。

作者:小山ドン足

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