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松山城

水彩 風景画 サイズ : F50 1167 × 910

天守閣を中心に半径500mの地点から描いた松山城。1.5kmの地点から映画いた松山城。このように松山城百景はあらゆる方向から松山城を描いた集大成である。 何度も城山に登り太陽が天守閣の真上に来た時、そして季節は梅雨に入る前の山の緑が最も美しいと認識し、数々の工夫と熟慮の末、スケッチがようやく完成したのである。

作者:田中秀頴

- Profile -
故田中氏は、東京時代は画商の注文に応じて体を壊したものの、穏やかな松山に戻り、どの団体にも所属せず生活できるだけの仕事さえすれば、あとは自由に自分の好きな絵が描ける境遇が大きな開放感をもたらした。田中氏は、美術に関することは勉強だと油絵、水彩画はもちろんガラス画、陶板画などあらゆるものをプロ意識として積極的に吸収した。「松山城」をライフワークとしたのは40代後半に入ってからだった。イタリア・フィレンツェでの体験をもとに、日本の風景、美を見直す経験を通して、城の櫓、門、特に石組に特に魅せられ、あらゆる場所から松山城を描き松山城百景を完成したのである。三越、いよてつ高島屋や美術館などでの個展も開催。

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